AIの記憶を確認・編集・削除する方法
記憶の見直しと選択的な取り込みで、AIの個人向け回答を正確に保つ方法とシークレットモードの範囲を解説します。
アシスタントが間違ったことを覚えていると、新しいチャットのたびに同じ誤りを繰り返すことがあります。良い記憶一覧には、今も正しく、これからの回答を良くする情報が少しだけ入っています。これまでに話したことを確認しないまま全部ためておく場所ではありません。
ReunifiedのMonoでは、記憶の追加、編集、取り込み、一時停止、削除ができます。以下ではその操作を説明します。同じ手順は、記憶を編集できる他のアシスタントでも使えます。
1. 記憶と会話を分けて考える
会話履歴は、後から開き直せる会話そのものです。記憶は、これからの会話に影響する事実や好みです。ボールト(Vault)に保存したファイルは、そのどちらとも別のものです。どれか一つを消しても他は消えず、モデル事業者が保存しているかもしれない情報も変わりません。
「レシピはメートル法で表す」は長く使う好みです。「金曜日に小麦粉を買う」は一度きりの用事です。短期の用事はタスクやメモに入れ、いつの間にか長期的な前提にならないようにしましょう。
プライバシーを見直すときは、データの流れを確認するガイドも読んでください。記憶の設定と、モデル事業者がリクエストをどう扱うかは別の話です。
2. 保存された内容を直接確認する
Monoの設定から「記憶」を開き、一覧そのものを読みます。アシスタントに「私について何を覚えている?」と聞くのも役立ちますが、実際に保存されている内容を見る代わりにはなりません。
項目ごとに一つ判断します。
| 記録の例 | 対応 |
|---|---|
| 「短い回答と具体例が好き」 | まだ役立つなら残す |
| 引っ越した後も「東京に住んでいる」 | 今の情報に書き換える |
| 終わった案件の一時的なルール | 不要になったら削除する |
| 同じ好みを表す二つの記録 | 正確な一つにまとめる |
項目をタップすると編集できます。古い情報を消すには、記憶を一つずつ忘れさせるか、「選択…」で複数をまとめて忘れさせます。「すべて忘れる」はすべての記憶を完全に削除するので、タップする前に確認画面をよく読んでください。
3. 適用範囲の分かる好みを書く
一つの記憶には一つの考えだけを書きます。「何でも仕事向けに」ではなく、「仕事のメールは短く丁寧にし、絵文字は使わない」と書きましょう。範囲をしぼると、私的なメッセージでは別の書き方ができます。
期限がある情報には日付や範囲を付けます。たとえば「秋の展示会では価格をユーロで示す」なら、展示会が終わったら見直します。後で便利かもしれないという理由で、パスワード、復旧コード、他人の私的な情報を保存しないでください。
編集したら新しいチャットを始め、その好みが関係する無害な例を頼んでみます。回答と保存した内容を比べましょう。モデルの答え方は毎回同じとは限らないので、一度うまくいっても簡単な確認にすぎず、保証ではありません。
4. 他のアシスタントから選んで取り込む
Monoの取り込み画面には、ChatGPT、Claude、Geminiなど別のアシスタントにコピーして送る依頼文と、その返答を貼り付ける欄があります。取り込む前に返答を読んでください。間違っている情報や古い情報、秘密にすべき内容、もう使いたくない指示は消しておきます。
まずは機密性のない好みを数件だけ取り込みます。できた記憶を確認し、まとめられすぎたものや誤解されたものを直してから増やしましょう。別のアシスタントの書き出しは不完全だったり間違っていたりすることがあるので、アカウントの完全なバックアップとは考えないでください。
貼り付けた文章は、チャットのメッセージと同じようにAIモデルが読みます。チャットで送りたくない内容は入れないでください。後で結果と比べたい場合は、元の書き出しを安全な場所に保管します。
5. 一時停止とシークレットモードを理解する
記憶を一時停止すると、Monoは記憶を使わなくなりますが、一覧は残ります。本当に消したいときは忘れさせる操作をして、もう一度一覧を確認しましょう。記憶を消しても、同じ情報が過去の会話に残っていることがあります。
シークレットモードのチャットは新しい記憶を追加しません。また、シークレットモードで既存の記憶を読むかどうかは設定で選べます。シークレットモードはMonoが何を覚えるかに関するもので、チャットを匿名やオフラインにするものではなく、モデル事業者によるメッセージの扱いも変えません。
プライベートなモードに頼る前に、無害な内容で試し、アプリのプライバシーの説明を読んでください。
6. 短い見直しの習慣を作る
引っ越し、転職、案件の完了、文章の好みが変わったときに記憶を見直します。今も正しい役立つ情報は残し、古い文脈は消します。間違った前提が何度も出てくるときは、矛盾する指示を足す前に、今のチャットと記憶一覧の両方を確認しましょう。
常設の好みにはせず、意図して残しておきたいものにはボールトのメモを使えます。アプリの公開を知りたい方はMonoのウェイトリストに登録してください。
