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Mono の AI ツール権限:許可する前に確認したいこと

チャットのポリシー、MCP の個別設定、コーディングエージェントの承認を理解し、操作、対象、権限の範囲を確認します。

AI ツールに何かを許可する前に、何を読み書きするのか、どのアカウントやファイルが対象か、その許可が今回だけか今後の依頼にも及ぶのかを確かめましょう。見慣れたツール名だけでは、これらの答えは分かりません。

Reunified の Mono には、チャットのツール、接続した MCP ツール、コーディングエージェントのそれぞれに別の設定があります。この記事では違いを説明し、依頼を一つずつ確認する簡単な方法を紹介します。Mono はまだ公開前で(ウェイトリストに登録できます)、表示される選択肢は使う接続やエージェントによって変わります。

1. アカウントへのアクセスと操作の承認を分ける

サービスにサインインすると、そのアカウントにアクセスできるようになります。操作を承認するのは別の問いへの答えです。この操作を今実行してよいか、ということです。スキルのインストール、システムの権限の付与、コーディングエージェントの依頼の承認も、それぞれ別の判断です。

文書を扱う架空の作業で考えます。「下書きを探して」は「下書きを公開して」という意味ではありません。アカウントでは両方できても、あなたの依頼が対象とするのは一つだけです。大事なものを接続する前に、考えている範囲を書いておきましょう。たとえば「指定した文書を一つ読み、要約を返して終わる」です。

スキルを信頼するか、どう設定するかはスキル導入ガイドで判断してください。使い始めたら、インストールで今後の判断がすべて済んだとは考えず、操作ごとに確認します。

2. 適用される Mono の制御を把握する

Mono の「権限」の「ツール」には、情報を読む「参照」の呼び出しと、何かを変える「変更」の呼び出しに、別々の既定値があります。それぞれ「許可」「確認」「拒否」から選べます。この既定値は、アシスタントがチャットで呼び出すツールに適用されます。インストールした MCP スキルでは、「設定」の欄にツールが表示されることがあり、そこで選んだ内容がそのツールの既定値より優先されます。

「確認」では、呼び出しを許可するか断るかを選ぶカードが表示されます。「許可」は確認なしで実行し、「拒否」は止めます。この既定値はチャット向けなので、コーディングエージェントや定期タスクの動作まで決めるとは考えないでください。

コーディングエージェントは別に許可を求め、どの選択肢を出すかはエージェントが決めます。たとえば「許可」「常に許可」「拒否」です。Mono の YOLO モードはエージェントの依頼をすべて確認なしで受け入れるため、エージェントは見張りなしでファイルを編集し、コマンドを実行します。依頼を一つずつ自分で確認したい場合はオフのままにしてください。スマートフォンの接続が切れてもセッションはパソコンで動き続けるので、スマートフォンをロックしてもエージェントは止まりません。

3. 操作、対象、表示された詳細を読む

依頼された操作を、もとの作業と比べます。何が端末の外に出るのか、何が変わりうるのか、結果がどこに表示されるのかを考えましょう。読むだけでも、接続したサービスに個人的な情報を渡すことがあります。「参照」と書かれていても無害とは限りません。

確認カードにはツール名とサーバー名が表示されますが、依頼の細かい内容がすべて表示されるとは限りません。コーディングの許可の詳細も、画面に収めるために短くなることがあります。対象、送り先、コマンドがはっきりしない場合は、断るか保留にして、分かりやすい説明を求めてから許可してください。

MCP のツール仕様では、サーバーが信頼できる場合を除き、ツールの注釈は信頼できないものとして扱うべきだとしています。安心させる表示ではなく、ツールが実際に何をするのか、どこから来たのかで判断しましょう。

4. 目的に合う最小の範囲を選ぶ

依頼が表示されたら、次の表を使います。

提案された操作 許可する前に確認すること
プロジェクト文書を読む 正しいアカウント、対象の文書、データの使い道
記録を一件更新する 正確な記録、項目、新しい値
内容を送信・共有する 送り先、内容、誰が見られるか、いつ送られるか
自分のパソコンでコマンドを実行する 作業フォルダー、コマンド、予想される影響
継続的な権限を与える 今後何に及ぶか、どう変更・取り消しするか

エージェントが一回限りの選択肢と「常に」の選択肢の両方を出したら、自分の意図に合うほうを選びます。「常に許可」は、今回の操作を承認するより範囲が広くなります。ACP のツール呼び出し文書はエージェントが出せる選択肢を説明していますが、すべてのエージェントがすべての選択肢を出すわけでも、操作のたびに確認するわけでもありません。

5. 返された内容を確認対象の資料として扱う

ツールの結果には、文書、ウェブページ、サービスからのメッセージが含まれることがあります。その中の文章は、あなたからの指示ではありません。取得したページがアシスタントにファイルをどこかへ送るよう書いていたら、ほかを承認する前に、本来の目的と比べてください。

文書の例で「これを全員と共有して」という一文があっても、「全員」が誰なのかは分かりませんし、公開の許可にもなりません。該当部分を見せてもらい、何かする必要があるかは別に判断します。

許可した変更の後は、元のサービスで結果を確認します。応答が失われたり不明確だったりしたら、やり直す前に送り先を確認します。承認は操作を試す許可であって、結果が実現した証明ではありません。

6. 作業後に継続アクセスを見直す

作業が終わったら、広い既定値を普段使いたい設定に戻します。エージェント自体に設定がある場合は、そこで「常に許可」の選択を見直します。Mono で接続を削除しても、サービス側で与えたアクセスが取り消されるとは限らないので、そのサービスのアカウント設定を使ってください。

アカウント、ツール、目的、後で見直すアクセスを短くメモしておきます。権限ではなく接続のせいで依頼が失敗しているようなら、MCP の診断ガイドを参照してください。コードについては、それを生んだコマンドの承認とは別に、出来上がった変更をレビューしましょう。

執筆

Reunifiedは、ばらばらになったものをもう一度ひとつにまとめるアプリを作っています。

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