会議メモを、約束を捏造せずにアクション項目へ整理する
Mono に貼り付けたメモから、根拠のある作業、担当者、期限を抽出し、未決事項を保ったまま確認用の引き継ぎを作ります。
AI は、会議で実際に決まったことを整理するために使いましょう。完成しているように見えるだけの計画を作らせるためではありません。どのアクションもメモまでさかのぼれる必要があります。担当者がいないもの、日付が不確かなもの、提案にすぎないものは、誰かが確認するまで見える形で残します。
この方法で使うのは、Reunified の Mono のチャットに貼り付けるテキストだけです。録音、文字起こし、カレンダーの予定、タスクアプリとの同期は扱いません。Mono はまだ公開前なので、ウェイトリストに登録しておき、それまでは同じ方法をほかの文章アシスタントで試せます。
1. 日付の明確な小さな資料を用意する
個人情報や、フォローアップに必要ないものは消します。会議日、プロジェクト、誰が何を約束したかを理解するのに必要な名前は残します。メモに複数の会議が混ざっている場合は、アクションを頼む前に分けてください。
例として、次の架空のメモを使います。
プロジェクト:ヘルプページ更新。会議日:2026 年 10 月 9 日。
[1] リナが 10 月 12 日までに草稿を送る。
[2] オマルがリナの送付後にレビューする。
[3] 金曜日に公開?グループに確認する。
[4] 新しいスクリーンショットを依頼するかも。担当者の合意なし。行番号は自分で付ける目印です。書き直された要約の中を探さなくても、結果を確認できます。「?」や「かも」「後に」といった言葉は残し、メモを「きれいに」してより強い約束に変えないでください。
2. 計画より先に抽出を依頼する
範囲をはっきり決めた指示と一緒にメモを貼り付けます。
このメモから、明示的なアクション項目だけを抽出してください。
各項目に、行動、担当者、期限または依存関係、出典の行番号を示してください。
不足情報は「記載なし」としてください。
未決の質問と提案を、合意済みのアクションから分けてください。
担当の割り当て、日付の創作、タスク作成、メッセージ送信はしないでください。最後の行はアシスタントに望む内容を伝えるものですが、ツールの権限を確認する代わりにはなりません。アシスタントがほかのサービスで何かをしようと提案したら、それは別に確認します。最初に役立つ結果は、メモと見比べられる下書きの表です。
抽出を確認する前に「すべてを実行可能な項目にして」と頼まないでください。その言い方だと、メモより確かそうに見える担当者や期限を推測で埋めてしまうことがあります。
3. 元のメモと結果を照合する
この例の正確な表は次のとおりです。
| 行動 | 担当者 | 期限または依存関係 | 出典 |
|---|---|---|---|
| ヘルプページの草稿を送る | リナ | 2026 年 10 月 12 日。年は会議日から補った | [1] |
| 草稿をレビューする | オマル | リナの送付後。日付の記載なし | [2] |
公開日は未決の質問に入れます。新しいスクリーンショットは担当者なしの提案に入れます。どちらも、メモの近くに名前があった人のタスクとして、いつの間にか表に入ってはいけません。
表の各行に、裏付けとなるメモの行があるか確認します。逆方向も確認しましょう。はっきりした約束が抜け落ちていませんか。動詞は正確に保ちます。「レビュー」「承認」「公開」は、要約で同じように扱われても別の責任です。
4. 経緯を書き換えずに不足情報を確認する
具体的な確認の質問を用意します。「公開はどの金曜日のことでしたか」「スクリーンショットを依頼しますか。依頼するなら誰が担当しますか」。これは人が答える質問で、モデルが埋める空欄ではありません。
「草稿が届いた後」は依存関係であり、日付ではありません。担当者が時期を示すまで、そのまま残します。年を会議日から補った場合はそう書きます。メモが年をまたぐ場合は確認してください。
確認済みの修正には、元のメモを並べて残します。会議後に決まったことは、日付を付けて会議後の決定として示します。そうしないと、更新したリストが、会議で決まっていないことまで決まったように見せてしまいます。
5. 相手が使える引き継ぎを作る
確認が終わったら、短いメモにまとめます。
プロジェクトと会議日:
確認済みの行動:行動 / 担当者 / 時期 / 出典
未決の質問:質問 / 確認できる人
判断待ちの提案:
会議後に確認した変更:日付 / 決定
次回の確認:読む人が分かる名前と日付を使います。共有する前に、相手に不要な情報は消してください。ほかのサービスで送る場合は、送り先と受け取る人を確認します。メモを作っただけでは送信されません。
このメモは Markdown ノートに保存することも、Markdown 書き出しでチャット全体を残すこともできます。メモを保存しても、接続したサービスに予定やタスクが追加されるわけではありません。
6. 繰り返し使う前に手順を試す
担当者のいないメモ、後で却下された提案、会議日のない「来週の金曜」のような相対的な期限、の三つで試してみます。良い回答は、すべての欄を推測で埋めるのではなく、不確かさや却下をそのまま残します。
回答が会議を混同したり、約束を作り出したり、依存関係を落としたりしたら、渡すテキストを減らして、もう一度照合します。根拠の表を使う方法は事実確認ガイドで説明しています。確認した結果が安定して役立つようになってから、保存したプロンプトやMonoに説明して作るタスクにしましょう。自動化で時間は省けますが、自分の約束を確認するのは人の役目です。
