QRコードに有効期限はある?印刷したコードが使えなくなる理由
QRコード自体に有効期限はありませんが、中のアドレスが使えなくなることはあります。印刷したコードが使えなくなった原因を調べ、可能なら復旧し、新しいコードを計画する方法を解説します。
QRコードに有効期限はありません。印刷された模様には決まったテキスト(多くの場合はウェブアドレス)が入っているだけで、その中に期限切れになるものはありません。コードが使えなくなったときの原因は、そのアドレスの行き先にあります。QRコード作成サービスの転送、そのサービスの自分のアカウント、またはページそのものです。
このガイドでは、どこが動かなくなったのかを突き止め、可能ならコードを復旧し、新しいコードを計画する方法を紹介します。
期限が切れるもの、切れないもの
QRコードの形式そのものには、更新が必要なものはありません。デンソーウェーブのQRコードFAQによると、QRコードの利用にライセンスや料金は必要ありません。
yourstudio.example/scheduleのように自分のページのアドレスを直接入れたコード(よく「静的」と呼ばれます)は、そのページがある限り使えます。「動的」コードには、自分のページへ転送する、サービス提供元の短縮アドレスが入っています。こちらは、そのサービスと、そこでの自分のアカウントも有効であり続ける必要があります。Wi-Fiの設定や連絡先を入れたコードはウェブサイトを必要としませんが、その情報が変われば古くなります。
架空の例として、ヨガスタジオのオーナーが2年前に、QRコード作成サービスの無料トライアルを使って、レッスンのスケジュールを載せたポスターを印刷したとします。今では読み取ると、作成サービスの「このコードは無効です」というページが表示されます。
印刷されたコードに入っているアドレスを読む
印刷物をスマートフォンのカメラで読み取り、開く前にアドレスを確認します。iPhoneのカメラは選択できるリンクを表示し(Appleのガイド)、Camera from Googleはバナーを表示します(Googleのガイド)。アドレスが見えない場合は、開いてからアドレスバーを確認します。転送が止まっている場合、たいていは提供元のドメインのページが表示されます。
ドメインを見れば、誰がコードを管理しているかがわかります。自分のサイトのドメインなら自分です。QRコード作成サービス、短縮URLサービス、ファイル共有サービスのドメインなら、そのサービスです。
スタジオのオーナーに表示されたのは自分のドメインではなく作成サービスのドメインなので、コードを管理しているのは作成サービスです。
どの部分が動かなくなったかを突き止める
何かを変更する前に、利用者に表示される内容を原因と照らし合わせます。
| 表示される内容 | 考えられる原因 | 確認すること |
|---|---|---|
| 提供元の「無効」または「期限切れ」のページ | トライアルやプランが終了した、または読み取り回数の上限に達した | 提供元でのアカウント |
| 提供元の「見つかりません」のページ | コードが削除された | 提供元にあるコードの一覧 |
| ドメインが読み込まれない | ドメインの期限が切れた、またはサービスが終了した | サービスがまだ存在するか |
| 自分のサイトにエラーが表示される | ページが移動または削除された | 転送先を直接開いた結果 |
| カメラが反応しない | 色あせ、傷み、光の反射、小さすぎる印刷 | 元のファイルを画面に表示して読み取った結果 |
元のファイルを画面に表示すると読み取れるのにポスターでは読み取れない場合は、QRコードのサイズガイドを参考に印刷を直します。Linksで作ったコードには、トラブルシューティングのチェックリストを使ってください。
スタジオの例は、表の1行目に当たります。
すでに印刷したコードを復旧する
次の順に試します。
- まだログインできるなら、提供元でアカウントを再開します。
- コードは動くものの古いページにつながる場合は、提供元でコードの転送先を変更します。
- コードに自分のアドレスが入っている場合は、自分のウェブサイトでページを元に戻すか、転送を設定します。
- そのページを残せない場合は、最新情報へのリンクを載せた短いお知らせをそこに置きます。
- それ以外の場合は印刷し直し、手の届く古いコピーは上から覆うか取り外します。
ほかの提供元のアドレスを引き継ぐことはできず、Linksを含むほかのどのサービスも、そのコードを復活させることはできません。提供元のドメインの期限が切れると、第三者がそのドメインを登録し、古いコードを別の場所へ転送できるようになります。古いコピーが出回っている間の移行については、移行ガイドで説明しています。
アカウントを再開するには有料プランが必要ですが、スタジオのオーナーはそれを望んでいません。ポスターはすべて手の届く場所に貼ってあるので、印刷し直して古いものを外します。
新しいコードを印刷する前に確認すること
どのQRコードサービスにも、次の点を確認しましょう。
- トライアルが終わったときや、支払いが止まったときはどうなるか
- コードに有効期限や読み取り回数の上限はあるか
- 削除したコードは元に戻せるか
- コードに入るのは誰のドメインか
Linksの場合は次のとおりです。リンクの作成は無料で、カウントされたクリック1回につき0.05クレジットかかり、新しいアカウントには100クレジットが付与されます。支払いアカウントのクレジットがなくなると、訪問者にはリンクが利用できないことを伝えるページが表示されます。クレジットを追加すると、まもなく自動的に元に戻ります。Linksアプリでは一時停止中のリンクに印が付きますが、メールでの通知はありません。Linksはリンクに有効期限を設けません。削除したリンクは元に戻せず、新しく作ったリンクには新しいアドレスが付きます。LinksのQRコードにはリンクのreunified.link短縮アドレスが入っているので、新しい画像を作らなくても転送先を変更できます。
印刷したすべてのコードを一覧にする
印刷したコードごとに1行で、次の内容を書き出します。
- コードに入っているアドレスとその転送先
- 各コピーを置いた場所
- コードを提供しているサービスとアカウント、その費用を支払う人
- 最後に読み取った日付と結果
イベント、レッスン期間の切り替え、増刷の前には、実際に印刷したコピーを読み取ります。取り外したコピーも記録しておきましょう。
スタジオのオーナーはLinksアプリでスケジュールのページ用に新しいコードを作り、各ポスターの場所を一覧にします。スケジュールが新しいページに移ったら、印刷し直す代わりに転送先を変更します。新しいレッスン期間が始まる前には毎回、クレジットを確認し、場所ごとに1枚ずつポスターを読み取ります。Linksのコードは、リンクが存在し、支払いアカウントにクレジットがある限り使えます。